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キツネノカミソリ 発芽 [野生の花]



キツネノカミソリがようやく発芽。

”ようやく”というのは・・・

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種まきは2008年10月。発根したのがその年の暮れ。(写真は2009.1.6)

発根したら次は発芽と思ったのだけど、翌春になっても音沙汰なく。
黒い部分はどんどん萎れるばかり。
で、初夏になって土を捨てようと思ったら・・・

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2009.6月。根っこが育っていた。しかも蒔いた3つ全部が。
これはちょっとびっくりだ。
発芽もしないで球根だけ作る?
いや、自分が知らないだけで、ヒガンバナ属(リコリス属)では普通のことなのかな?
いわゆるヒガンバナは実生では育てられないようですが。

キツネノカミソリは春に葉を出し、葉が枯れた後の夏に花を咲かせる。
ヒガンバナのように花と葉を別々の時期に出す。
・・・というようなことは図鑑やネットで調べられたけれど、実生の方法は見当たらない。


そして発根から1年以上経って、初めての発芽。(こういう言い方で良いのかな?)
球根から葉が出ている証拠写真。


花の写真は良いのがないのですが・・・


奥多摩にて


実家にあるキツネノカミソリ



いつかはこんな花が咲くでしょうか。
2年先、3年先、4年先・・・・・くらい?
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玉川上水の冬 [野生の花]

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玉川上水プランタの様子を見て、それから実際に玉川上水を歩く。

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ジロボウエンゴサク

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ムラサキケマン

どちらも木漏れ日のスポットを浴びていた。
育てているもの、育てたことのあるものはすぐに目につく。
でも育てたことのない植物はさっぱりわからない・・・。
要するにわかるのはかなりピンポイント。

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ヒメオドリコソウ
とても元気だなあ。
プランタで育てているものよりも、野生の状態の方が力強い。まあ、当たり前かもしれないけれど。

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カラスノエンドウ、かな?
毎年カラスノエンドウがある場所なので、おそらくそうだろう。

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※これは多摩川プランタのカスマグサ。
 うーん、そっくりだなあ。
 本当にこれはカスマグサなのかなあ。それとも玉川上水にあったのがカスマグサ?
 (もう少し生長するとはっきりするはず・・・)

そんなことを楽しみながら歩いていると、頭上から何かが呼んでいる・・・



木の陰でなかなか姿が見えなかったけれど正体はメジロだった。
これからは鳥のシーズンですね〜

と、いうことで、ベランダのシーズンオフは鳥を見よう。


あの切り株も見てきた。
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冬への備え [野生の花]


玉川上水プランタ。玉川上水で集めたタネから育てた野草・雑草のプランタ。
(真ん中にスラッと伸びているのはコバンソウ)
冬越しに備えて、北側の玄関脇にあったものをベランダへ移動。


今年はジロボウエンゴサクが初めて咲いたし(3月)
ハハコグサもどこからともなくやってきてくれたし(10月)


こちらは多摩川プランタ。やはり多摩川で集めたタネから育てた野草・雑草たち。

今まで雨ざらし、吹きっさらしだったけど、そろそろ霜も降りそうなのでベランダへ。

ベランダはそろそろシーズンオフ。
前にも書いた気がするのだけど、ウチのベランダは冬は日が当たらず、
けれど北風の当たらない、休眠するにはもってこいの環境。

とは言っても、春の植物はもうとっくにお目覚め。


このところ、その年一番最初に咲くのはヒメウズ。
秋が暖いので冬の前にもうこんなに。もういつ花芽をつけてもおかしくないくらい。


ひっそりとヘビイチゴ。右にあるのはミズヒキの枯れた跡。ミズヒキが芽を出すのはまだずっと先。


ヒメオドリコソウ(左)とジロボウエンゴサク(右)


タチツボスミレ


多摩川プランタの住人、マメグンバイナズナ(左)は玉川上水プランタでは雑草。右は今年発芽したヒメウズかな?
育てているものはなんであれ雑草にはなりません。(マメグンバイナズナは強制移動だな)


新入りはこんな風にいい加減に実をポイっと。(おそらくヒヨドリジョウゴだと思います)
蒔いたことを忘れてしまうことがよくあるので、記録しておこう。

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シロバナタンポポ、返り咲き? [野生の花]



コスモスとほぼ同時にシロバナタンポポが咲きました。



これも返り咲きというのかな。



日陰になったベランダで、そこだけほんわり明るい。


シロバナタンポポは毎年春の花期が終わって、夏には地上部がすっかり枯れます。
そして秋には新しい芽を。
ついでに花も咲かせるのが、どうやら彼らのタイミングのようです。
まあ、ベランダだからなんでしょうけれど。

花は春よりも小さく弱々しいです。

でもきっと、それは「元気だよ」という彼らからの挨拶。


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カラスビシャク [野生の花]


今日は二十四節気の処暑。暑さが止む頃という意味だそうです。
処暑って立秋の後なんですね。
そんな日にカラスビシャク・・


先週、仕事場近くのビルの植え込みで発見。
植え込みの上のヤブガラシ?のさらに上へ花(仏炎包)を伸ばしていました。


これがカラスビシャクの葉っぱ。むかごも育ってました。


ウチの玉川上水プランタでは、8月8日に開花。
・・・開花っていうのかなあ、これ。


1日で横倒しになってしまいましたが・・・
右奥はミズヒキです。小さい葉っぱはタチツボスミレ。


ウチのカラスビシャクは去年採ってきたむかごから育てました。

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ヨツバハギ?ナンテンハギ? [野生の花]











また「鮮やか」にしすぎてしまった。
カメラの設定を変えた後、戻し忘れてしまうこと、多いです・・・


これは3年前に発芽して、去年から綺麗な花を咲かせるようになりました。
3年も育てているのに未だに正体は不明。
ヨツバハギでいいんじゃないかとは思うんですが・・
どうも決め手に欠ける。

ベランダの環境に合わないのか、全体的に華奢な感じで、葉の色は薄く落葉しやすいです。

毎年白馬へ行くたびに、親株をチェックしようとするんですが、
どれが親だったかわからず、どれもまるで低木のように立派に育っています。
今年こそ、親株を探し当てたい。
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ヒルガオの実生 [野生の花]



報告しておきましょう。
以前蒔いたヒルガオとコヒルガオのタネは無事発芽しました。
http://seeding.blog.so-net.ne.jp/2009-07-13


ヒルガオの発芽。11本発芽。


コヒルガオの発芽。2本発芽。

ヒルガオの方が発芽率は良かったです。


「めったにタネは作らない」ヒルガオでも、作る時はちゃんと発芽する力のあるタネを作るんですね。
少し家を開けてたりしたので、もやしのようになってしまって。


今日、ようやく定植しました。

実は2回連続で冬越し失敗中。
せっかくの実生なので、今度こそ成功させたい。
で、来年は実生のヒルガオの花を・・・



※一番最初の写真は今年根っこを採ってきたコヒルガオです。

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ヒルガオとコヒルガオのタネ [野生の花]


このあいだ見つけたヒルガオの実。採ってきました。


まだ、白いものも多いのでしばらく保管。


黒くなったので蒔くことにしました。大丈夫なのかな?


ちょうど同じ頃、近所でコヒルガオも発見。


ほとんどはスカスカでしたが、いくつかには種子がありました。


種子は小さい。


左がコヒルガオ、右がヒルガオ。


発芽するんでしょうか。



実験。

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